100年経営支援事業(事業承継支援)第三者の起業家と後継者不在企業とのマッチングにより、事業譲渡が成約 第1号!~骨伝導集音器を開発販売ソリッドソニック合同会社~

ソリッドソニック株式会社(本社:神戸市中央区)

特殊音響機器の開発製造販売

ソリッドソニック株式会社(http://www.solidsonic.jp/index.html

 

譲渡者:代表社員    田中 哲廣 さん

譲受者:代表取締役CEO 久保 貴弘 さん

 

1.本件概略

(1) 譲渡企業名:ソリッドソニック合同会社(代表社員 田中哲廣氏 他1名)
2008年3月27日設立 資本金950万円(代表者員4名による出資)
事業内容:特殊音響機器の開発製造販売
(2) 譲受者:久保貴弘 氏 兵庫県西宮市在住
略歴:2002年に入社の大手電機メーカーに18年間勤務。調達・経営企画部門に従事し、グローバルに活躍。1980年生まれ(40歳)。北海道北見市出身。
(3) 譲渡契約締結日:令和2年2月20日
(4) 譲渡後の新会社
会社名:ソリッドソニック株式会社(令和2年4月15日法人登記)
代表取締役CEO:久保貴弘氏就任、田中哲廣氏は取締役として引き続き経営に参画
新所在地:神戸市中央区磯上通4-1-14 三宮スカイビル805


2.案件の経緯

・田中氏は年齢的なことも考えると限界を感じていた。しかしこの技術を若い人に引継ぎ、世の中で困っている人のために役立てて欲しいと田中氏の思いは強く、同財団の「KOBEあとつぎサポートチーム」に相談された。支援にあたっては承継にあたってクリアすべき課題を整理し、助言を行ったうえ、後継者探しを開始した。
・久保氏は起業に向けて活動を行う中で、財団の「後継者候補の募集」を知り、登録後、田中氏と面談し、製品の価値を感じるとともに、条件面等で合意。同財団コーディネータの支援のもと、神戸信用金庫のステップアップファンドからの投資や日本政策金融公庫からの資金調達を進めると共に、事業承継を行うための組織体制の構築を支援した。


3.引継ぎ後の新会社の方針

創業者が10年以上かけて築き上げてきた骨伝導振動子の技術によって、これまで音が聴こえなかった方が音を感じ、また、音は聴こえていたものの言葉として認識できていなかったが、言葉を認識できるようになったという方が現れました。当社はこの技術を継承し、事業化を進めるとともに、研究開発を組織的に継続することによってこの技術の可能性を具現化し、日本及び世界中の聴覚障害者に福音を与える存在になることを目指します。


100年経営支援事業の利用事例 事例一覧