KOBE MEISTER

理容 / 小林 義和

昭和45年生 東灘区在住

勤務先:CIPHER Hair Creation
(サイファー ヘアー クリエイション)

理容業界にあって美容業界の良さも採り入れて、少し先の流行を意識したヘアースタイルの要望を満たす技術とセンスに秀でた行動派。

「ならない」はずのものを「ならせる」テクニックの提供で、顧客の満足度を高め、理容業界の盛り上げに意欲を燃やす。

小林義和さんの写真  時代と共に変わる男女のヘアースタイルと真っ正面から取り組む仕事場にあって、「ニーズを通り越してウォンツに対応するヘアースタイルで顧客の満足をと肝に銘じて仕事を続けています」ときっぱり言い切る小林義和さん。そのためには人一倍の努力は当然のことと自分に鞭打ち、理容師免許に加えて美容師免許も取得した。「理容、美容の両方の良さを融合させて、垣根のない理想郷を自分なりに構築したいと目標を高く置いています」と、目を輝かせる。
 特に若い世代において多様化するヘアースタイルを知り尽くしたうえで、その時々のトレンドの最先端を行くヘアーデザインのカット技法や、スタイリング技法に磨きをかけて、数々のコンテストにも挑戦。兵庫県理容競技大会、近畿理容競技大会、全国理容競技大会のビット・バリエーション部門において優勝の実績を持つ。同部門はその時々の流行スタイルの表現力が試されるもので、彼が最も得意とする技術が公に評価される結果につながった。日常の仕事においては、スライドカットやブリックカット、ストロークカット、エフェラージュカットなど持てる技を適宜使い分けて、その人の魅力を最大限に活かす工夫をさりげなくやってのける。部分的にシザースやレザーを使い分けて髪の表情を変化させるカットを駆使したりなど、創意工夫が苦にならない実力の持ち主だ。「秘訣をあえて言葉にすれば、『ならないはずのものをなるようにする』ことです」とズバリ言い切る。例えば、縮毛をストレートにするかと思えば、ストレートヘアーに部分パーマを施してソフト感を強調するなど、千差万別の顧客の髪質に対応する柔軟さを身上としている。また、癖毛でサイドの張り具合が気になる部分は、セニングシザースでおさまりを考慮した梳き方を行いボリューム感をフィットさせる。逆に、トップにボリュームがほしい場合は一本一本の髪に張りを持たせるカットの仕方で全体のボリュームを増長する工夫をしたり・・・と自由自在に持てる技を使い分ける。その人をより魅力的にする創意工夫のためなら手段を選ばない。
第51回全国美容全国大会(平成11年)で優勝した小林さんが仕上げたヘアースタイルの写真 「今の社会生活で活躍する男性や女性を頭で応援するトレンディなヘアースタイルの提供で、これからの時代に生き残れる理容業界になってほしいと願いながら後輩たちの指導に当たっています」。高齢化が進む業界では若手経営者の部類に属する小林さんが、積極的に後進の教育に意欲を燃やす。薬剤知識が豊富なことも言うまでもなく、カラーリングなども必要に応じて活用し、トータルファッションに対応した個性豊かなヘアースタイルの提供で、顧客のイメージアップに貢献する。「おしゃれな業界であることへのプライドを忘れず、自分自身が楽しみながら日々の仕事に励んでいます」と、シザースやレザーの指さばきもあざやかな技術に裏打ちされた感覚派だ。

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