KOBE MEISTER

洋菓子 / 井谷 眞一

昭和23年生 西区在住

勤務先:大手前製菓学院専門学校

バウムクーヘンに代表されるドイツ菓子の製作技術に優れ、特に仕上げに手腕を発揮する。ドイツの製菓マイスターでもある。ワールドケーキフェア86年金賞受賞等の名誉に輝く。

本場のマイスターに輝く菓子作り

 もともと絵が好きで、デザインの道にでもと思いながら、淡路農業高校を卒業した。せめて、自分のセンスを活かせる仕事をと昭和42年、入社したのが(株)ユーハイム。持ち前の才能を発揮して芸術性の高いケーキ作りに励み、その手腕を買われてケーキの本場、ヨーロッパへの長期留学を許された。 「いまや、日本の洋菓子技術のレベルは相当高くなっていますが、本場には学ぶべき点がたくさんあり、大いに意欲をかきたてられました。」菓子作りに長い伝統を持つドイツで職人に与えられる最高の資格であり、大学教授と同等の権威があるとさえ評価されるマイスターの国家試験に挑戦、みごと、資格を取得した。「ケーキは一個一個表情が違い、どこまでやっても尽きるところがありません。」そのあくなき探求心が国際的なケーキコンテスト「ワールドケーキフェア’86」での金賞受賞という実績を生み、日本のケーキ作りの技術力の高さを世界に示した。

バウムクーヘンを作っている様子 バウムクーヘンに代表されるドイツ菓子の製作技能第一人者と讃えられる井谷さんが、ヨーロッパの神髄に加えて、創造性を如何なく発揮して考え出したのが神戸ワインを使ったワインケーキと、神戸ハーブ園にちなんだハーブケーキ。それは、フランスやドイツの伝統ある菓子作りを熟知したうえで、井谷さんが生み出した地元・神戸への愛情に満ちた味のメッセージとも言えなくもない。

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