KOBE MEISTER

内装仕上げ/川瀬 求

昭和11年生 兵庫区在住

勤務先:ニューアジアカーペット

新しい施工技術から伝統的な手縫いによる敷物加工まで出来る、数少ない高度な技術の持ち主。

暮らしのポイントとしての室内装飾

川瀬 求さん 昭和29年、出身地の但馬から来神。輸出入の業務を代行する会社に務め、その後カーペットの製造・輸出入を行うアジアカーペット(株)に入社した。市況の変化による会社整理から、昭和49年、社名を引き継ぎ、ニューアジアカーペットとして独立創業。「住宅からオフィス・店舗まであらゆる内装を手がけないと、この仕事はつとまりません。」難しい仕事ほど意欲をかきたてられるという川瀬さん。ことに舞台関係の仕事では、ベルベットなど毛足が長く、通常の数倍の厚さがある布地を使用する。このため動力ミシンが使えない所があり、一針一針、手で縫っていく。「ズレが出ないよう神経を使って、長いどん帳を仕上げていきますが、完成した舞台で演じられるだしものを思うと苦労も吹っ飛びます。」
リフォーム作業の様子 最近ではその腕を活かして、マンションの内装の仕事が中心となっている。「住む人の生活様式にあわせた内装をまず考えますが、やはり、プロとしてのアドバイスを行い、日常の暮らしをより快適にする空間づくりを心がけています。」
 生活の洋風化にともない、ますます、需要が増え続けるインテリア業界。その日進月歩の技術向上に対処し、自ら研鑚に励む一方、県立神戸高等技術専門学院で講師として技術指導にも当たる。「しあわせな家庭生活を送るためにインテリアは一つの重要な役割をになっていると思います。ですから、幅広い勉強を怠けるわけにはいきません。」どこまでも情熱を燃やし続ける川瀬さんだ。

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